どんな仕組みを作るのか?
受け取った図面から決まった項目を読み、図面台帳に足す仕組みです。読み取りに加えて、旧版の無効化と現場での最新版の閲覧、似た過去図面からの見積の下書きを、困りごとに合わせて足します。
図面は、今の受け取り方(メールのPDF・FAX・紙のスキャン)のまま共有フォルダに置いてもらいます。AIが読んだ結果のうち、自信のない項目だけに印が付き、元の図面の同じ場所と並べて人が直します。確定した項目は、今のExcelやスプレッドシートの台帳に書き足します。
製品の機能で困りごとが片づくなら、製品をお勧めします。その場合は正直にそうお伝えし、足りない所だけを作ります。
どんな項目を読めるのか?
表題欄の図番・品名・版数・材質・客先名は読みやすく、寸法・公差・表面処理の注記も読めます。手書きの注記と赤字の修正は、要確認として人が見る前提で作ります。
| 読む項目 | 読み取りの扱い | 使い道 |
|---|---|---|
| 図番・品名・版数・客先名 | 自信のない字だけ要確認 | 図面台帳、最新版の管理 |
| 材質・表面処理 | 略号の言い換えを確かめる | 見積の材料費、外注の手配 |
| 寸法・公差 | 記号と桁を確かめる | 見積の難しさの目安、検査 |
| 普通公差の等級(例:JIS B 0405-m) | 表題欄かその近くの短い記号。人が確かめる | 加工の難しさの目安 |
| 表面粗さ(Ra など)・熱処理・硬度 | 記号と数字を、毎回人が確かめる | 工程の追加、外注の手配 |
| 数量・尺度・投影法 | 自信のない字だけ要確認 | 段取りの割り振り、図面の読み方の確認 |
| 手書きの注記・赤字 | 毎回、人が見る | 設計変更の記録 |
どの項目を読むかは、試作で一緒に決めます。まず台帳と見積に使う10項目までにすると、確認の手間の見通しが立ちます。
図面はどこに置き、どこで読むのか?
社内のPCで読み取りを完結させる構成、学習に使わない設定の国内クラウド、学習に使わない有料の外部AIの3つから選べます。客先との約束に合わせて決めます。
客先から預かった図面の扱いは、取引ごとの約束で決まります。約束が分からないときは、まず社内のPCだけで試作し、置き場所を後から決めることもできます。お預かりする図面は作業に必要な分だけにし、ご希望があれば先に秘密保持契約(NDA)を結びます。
図面を読む仕組みは、相談から何日で使い始められる?
手元の図面数枚があれば、読み取りの試作は最短当日にお見せします。1社の客先の図面からなら、使い始めは最短その週からです。客先や図面が多い会社は、数週間かけて順に広げます。
相談
試作
使い始め
広げる・直す
試作は契約の前にお見せします。御社の図面での試作を見てから、頼むかどうかを決めてください。
いくらかかり、何に払うのか?
仕組み一式で30万円〜です。図面の枚数と形式、読む項目の数、見積の下書きや類似図面検索まで入れるかで上がることがあります。月額の契約はありません。
| 項目 | 費用 | 中身 |
|---|---|---|
| 相談 | 無料 | 決まっていなくても大丈夫です。お話をうかがいながら、御社に合う進め方を一緒に考えます |
| 図面の読み取り・台帳 一式 | 30万円〜 | 試作、読む項目の決定、読み取りと要確認の画面、図面台帳への書き出し、手順書。枚数と形式、読む項目の数で上がることがあります |
| 最新版の管理・見積の下書き | 一式に足してお見積もり | 旧版の無効化と現場での閲覧、似た過去図面と前回の見積を並べた下書きなど。入れる範囲で決めます |
| 毎月の支払い | 月0円〜 | 社内のPCで読み取る構成なら0円。クラウドのAIを使うときだけ、その実費がかかります。月額の契約はありません |
| 保守契約(任意) | 月1万円〜 | 動いているかの見守り、AIの変更への対応、小さな直し。納品後3か月以内の不具合は、保守契約がなくても無料で直します |
見積書には、読む項目の一覧と金額と日程を書きます。途中で項目が増えて金額が変わりそうなときは、作業の前にお知らせします。いまの見積の手間が年間いくらに当たるかは、図面の見積の手間の計算機で試せます。
図面管理の製品とどう違うのか?
製品は、検索や共有の機能がそろった仕組みを月額で借りる形です。読む項目や台帳の形をどこまで自社に合わせられるかは、公開情報では確かめられないので、デモで確かめてください。図面よみは、作る本人に直接頼み、読む項目と台帳の形を御社の形のまま作ります。作ったものは御社のものになります。
類似図面検索の製品(B社)・図面管理のクラウド(S社)・大手向けの図面データの製品(A社)との金額と範囲の違いは、頼み先の比較に並べています。
頼めないことは?
設計変更の費用を請求できるかの判断や、営業秘密に当たるかの判断はできません。作るのは、変更の指示・工数・図面の扱いを記録する仕組みまでです。
取適法や知財取引指針の当てはまりは、取引ごとに違います。公正取引委員会・中小企業庁の相談窓口か、取引の分野を扱う弁護士へ確認してください。記録の仕組みを作るときは、相談先へ見せやすいよう、日付・指示した人・変更点・工数の形にそろえます。
図面の一覧と確認の画面は、どんな見た目になる?
精密切削・板金と製缶・機械設計の受託の3つを想定し、主宰が架空の図面で作った試作の画面を、導入例(イメージ)として載せています。

精密切削加工:月60件の客先図面を、材質と公差を読んだ見積の下書きにする
従業員25人・客先の図面が月60件(導入イメージ)
- 見積1件の作業時間
- 1件30分 → 1件10分(想定)
- 図面を見て材質・公差を拾う時間
- 1件10分 → 1件3分(要確認だけ見る・想定)
- 似た過去図面を探す時間
- 1件10分 → 1件1分(想定)
- 値決めと見積書
- 1件10分 → 1件6分(想定)
- 見積を回答するまで
- 平均3日 → 平均1日(想定)

板金・製缶:棚の紙図面3,000枚を台帳にし、現場は最新版しか開けない形に
従業員40人・紙の図面が棚に約3,000枚(導入イメージ)
- 図番から図面を探す時間
- 1回10分以上 → 1回1分未満(想定)
- 旧版での加工
- 年3件(想定) → 0件(想定)
- 改訂の配り直し
- コピーを手で配る → 登録だけで現場に出る(想定)

機械設計の受託:客先の図面を外に出さずに読み、設計変更を1件ずつ記録
従業員15人・客先は装置メーカー5社(導入イメージ)
- 記録のない設計変更
- 月2件(想定) → 0件(想定)
- 版の違いを確かめる時間
- 1件20分 → 1件5分(想定)
- 社外に送る図面
- — → 0枚(社内で完結)(想定)
よくある質問
- 今の図面台帳や見積のExcelは変わる?
- 大きくは変わりません。今の台帳の列に合わせて、読み取った項目を書き足す形にします。
- 図面を見せずに相談できる?
- できます。図面は要りません。実物で試作することになったときは、黒塗りの図面でも試せます。先にNDAを結ぶこともできます。
- CADは何を使っていても大丈夫?
- 図面をPDFかDXFで書き出せれば大丈夫です。紙の図面だけでも、スキャンした画像から読みます。
- 工場が地方にあっても頼める?
- はい。日本全国からお受けしています。準備は要りません。
変更履歴
| 更新:相談の工程の表記を整理 | |
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