頼み先の比較(モデルケース)
Access の移行は誰に頼む?5つの頼み先を項目ごとに比較
頼み先によって、手順と範囲が違います。受託開発で業務全体を作り直す進め方と、クラウドサービスに設定代行を頼む進め方、Access を Microsoft 365 の業務アプリ機能へ移す支援をしている B社、オフコン向けの D社、そしてAccess引越しを、項目ごとに並べました。金額は範囲がそろわないと比べられないので、この表には載せず、利用者10人・テーブル15・帳票10種の同じ大きさに当てはめた総額を計算機のページにまとめています。
金額の前に、移し方の手順が違います。
社内の Access を何十本もまとめて移すなら、業務全体を設計し直す開発会社の進め方が合います。台帳1本と帳票いくつかを移すだけなら、その手順の多くは使わずに終わります。
| 項目 | 受託開発で作り直す(モデル)開発会社に、業務全体を Web システムとして作り直してもらう | クラウドサービス+設定代行(モデル)E社などのクラウドサービスを契約し、設定を頼む | B社Access を Microsoft 365 の業務アプリ機能へ移す移行支援 | D社無料診断から始めるオフコン移行サービス(対象はオフコン) | Access引越しAccess とオフコンの移行を、作る本人が受ける(個人) |
|---|---|---|---|---|---|
| 全部の切り替えまで | 小さな移行で1か月〜・中くらいの移行で3か月〜(開発会社の記事の一般的な目安で、頼み先を問わない) | 小さな移行で1か月〜・中くらいの移行で3か月〜(開発会社の記事の一般的な目安で、頼み先を問わない) | 検討から完了まで、一般に半年ほど(B社のページ) | 報道に記載なし | 並行稼働は、締めが月末だけなら59日〜(作る期間は別) |
| 最初の進め方 | 要件の聞き取りと業務全体の設計から入る進め方 | 製品の契約と、設定の作業の依頼から入る進め方 | 無料相談のあと、移行アセスメントで Access の資産を棚卸しし、そのまま移す・作り直す・やめるに分けて移行計画を作る | 無料診断のあと、資産の棚卸し、調査分析と試し(PoC)、移行診断の順(報道) | 移行を手がける主宰が初回から出る。Access の画面を一緒に見て、そのまま移せる所と手のかかる所を答える |
| 最初の画面を触れるまで | 要件と設計を先に固める進め方では、設計が終わってから | 製品を契約してから設定する進め方では、契約のあと | アセスメントと、データの置き場を作ったあとに、アプリと処理の流れを作る順(B社のページの手順) | 報道に記載なし。移行診断のあとに変換と新旧の照合へ進む順 | 最短当日。契約の前に、画面共有で御社の Access を一緒に開くか、架空のデータで試作を作る。ファイルを預かるときは先に秘密保持契約(NDA)を結ぶ。その週から今の Access と並べて1画面ずつ使い始められる |
| 今の帳票 | 業務全体を作り直す進め方では、帳票の形も作り直しの範囲に入る | 製品の標準の形で出せない帳票は、プラグインや外部の帳票サービスで作る(ライトでは使えない) | クエリとレポートは、集計の機能や、データ側の表示(ビュー)へ引き継ぐ(B社のページの対応表) | プログラム・画面と帳票の定義・データベースをオープンな環境へ移す(報道) | お客さまに渡す帳票は同じ形で出す。社内だけの帳票は表や CSV にして手間を絞る |
| データの移行 | 移行の工程を計画に入れ、新旧の結果を照らし合わせる進め方 | CSV の読み込みは製品の標準の機能。誰が読み込むかは設定代行の契約で決まる | データの置き場の表を設計し、データを移す | データベースを移し、変換のあとに新旧の照合をする(報道) | 化けそうな字を先に数え、外字の対応表を作ってから移す |
| 移す途中で項目を足したくなったら | 要件を先に固める進め方では、範囲を変えるときに見積もりを出し直す | クラウドサービスに備わる機能の中で足す。設定代行の範囲かどうかは契約で決まる | ページに記載なし | 報道に記載なし | 打ち合わせで決め、次の試作に反映する |
| 並行稼働と、切り替えのあと | 計画書に沿って行う進め方 | 設定代行の契約の範囲で決まる | 移したあとに定着支援(開発者の育成・技術支援・運用のルールづくり)がある | 変換と新旧の照合のあと、テストの支援(任意)がある(報道) | 締めを2回またぐまで、新旧の帳票の突き合わせ表を一緒に付ける |
「モデル」と書いた2つは、公開されている金額の目安から組み立てた例で、実在の会社ではありません。比較に出す B社・D社・E社は、名前を伏せた実在の会社とサービスです(B社は Access を Microsoft 365 の業務アプリ機能へ移す支援、D社は無料診断から始めるオフコン移行サービスで対象はオフコン、E社はクラウドの業務アプリ作成サービス。B社は2026年10月16日にサービスのページで、D社は公開の報道で確認)。金額の出典と確認日(2026年10月16日)は、5年総額の計算機のページにまとめています。受託開発のモデルの毎月は、Access引越しと同じサーバーなどの実費(月5,000円〜)を仮に置いたもので、保守の費用は含みません。実際の金額は、頼む会社や製品、移す量で変わります。
最初の費用と毎月の費用を足した5年間の総額は、5年総額の計算機のページに1つの表でまとめています。
Access引越しの費用が帳票の数やデータの量でどう変わるかは、導入例と費用に3件でまとめています。移行先(Web アプリ・業務アプリ作成のクラウド(E社)など・Power Apps・延命)の違いはAccess の代わりの比較にあります。
それぞれ、こんな会社に向いています。
受託開発で作り直す(モデル)
Access が何十本もあり、業務の進め方ごとまとめて作り直したい会社。社内に情報システムの部署があり、数か月かけて計画できる会社。
クラウドサービス+設定代行(モデル)
台帳の項目が少なく、帳票は製品の標準の形で困らない会社。アプリの設定を社内で覚える人を立てられ、仕事の手順をサービスの側に寄せられる会社。
D社(無料診断から始めるオフコン移行)
Access ではなく、オフコンのプログラム・画面・帳票・データベースをまとめて移したい会社。診断を無料で受けてから、個別の見積もりで決めたい会社。
B社(Microsoft 365 の業務アプリ機能への移行支援)
社内で Microsoft 365 を使っていて、Access を何本もまとめてその業務アプリ機能へ移したい会社。移行の計画づくりから、移したあとの社内の開発者の育成まで頼みたい会社。
Access引越し
作った人がいない Access やオフコンを、お客さまに渡す帳票の形は変えずに移したい会社。まず台帳1つで試してから決めたい会社。