あつらえアプリ中小企業のAI導入支援|業務アプリの独自開発から業務アプリの独自開発 専門

方式比較

スクラッチ開発とノーコードの比較を、4つの質問の判定表と費用の形の違いで

スクラッチ開発(独自開発)は自社専用に一から作る方法、ノーコードは既製の部品を並べて自社で組む方法です。帳票を今の形で出したい・使う人が増えていく・社内に組む人がいない、のどれかに当てはまれば、スクラッチを試作で比べる価値があります。費用は、台帳3つ(一式50万円〜)を20人で使い、A社のスタンダードと比べて保守契約なしなら、15か月目からスクラッチの総額が下回ります。A社のライトと保守契約ありの組み合わせでは、20人でも5年では並びません(2026年10月時点)。

書いた人
あつらえアプリ 主宰(ai-dounyuu.com 主宰)・元AIエンジニア(中小企業のAI導入支援)
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事実の確認

スクラッチとノーコード、どちらを選べばいい?

帳票の形・使う人の数・社内で組む人・ほかのシステムとのつなぎ込みの4つを順に確かめると決まります。1つでも「スクラッチ」に当てはまれば、試作を見て比べる価値があります。

確かめること答え向く方式
1. 帳票の形今の紙やExcelと同じ様式で出したいスクラッチ
2. 使う人の数20人以上で増えていくスクラッチが5年総額で有利になりやすい(A社スタンダード比・保守なし)
3. 社内で組む人いない、または1人だけ既製の業務ソフト(製品の型に合わせる)か、スクラッチ(作った人に直してもらう)
4. つなぎ込み基幹システムや会計ソフトに細かく合わせたいスクラッチ
1〜4のどれにも当てはまらない—ノーコード

何が違う?

いちばんの違いは、画面と帳票を自由に決められるかと、費用が「最初に一式」か「人数×月数」かです。ノーコードはすぐ始められ、社内で組み替えられるのが強みです。

比べる点 ノーコード(A社など) スクラッチ(独自開発)
始めるまで 契約してすぐ組み始められる 試作は最短当日(あつらえアプリ)
画面と帳票 製品の部品の範囲で 今のExcelや紙の形に合わせる
費用の形 1人あたりの月額×人数(A社は最小10人) 一式(あつらえアプリは50万円〜)+サーバー代
直す人 社内で組める人 作った人。ソースコードがあれば別の人も
仕組みの持ち主 製品の会社 自社(ソースコードとデータを受け取る)
更新とセキュリティ 製品の会社が行う(月額に含む) 保守契約なら作った人、なしなら自社。サーバーも自社の名義

A社はノーコードの業務アプリ基盤で、金額は公式の料金ページ(税抜、2026年10月16日に確認)です。

スクラッチを受託の開発会社に頼む場合の金額は、相場の記事の掲載例しか公開されていません。開発会社を紹介するサイト(C社)の記事は、A社の基盤の上で開発会社に新しいアプリを作ってもらう場合、100万円以上になることが少なくないとしています。同じ記事の基幹システムの相場(約500万円から1,000万円以上)は、台帳のアプリとは作るものの大きさが違う例です。頼み先ごとの比べ方は頼み先の比較にまとめています。

費用の形はどう違う?何年で並ぶ?

ノーコードは人数×月額が毎月続き、スクラッチは最初の一式のあとは毎月サーバー代だけです。どちらが安いかは、使う人の数・年数・保守契約の有無で入れ替わります。

6人が台帳3つを使うモデル(A社は最小契約の10人分を払う)では、保守契約なしのスクラッチ(あつらえアプリ)が、A社のスタンダードを、一式50万円〜で計算すると32か月目に下回ります。保守契約を付けた場合と、A社のいちばん安いライトと比べた場合は、5年ではスクラッチのほうが高くなります。9人までなら、公式の料金で月5,400円のB社が、月額で比べるとどの年数でもいちばん安い選択肢です(初期費用は公式にも書かれていません)。年数ごとの金額は年数ごとの総額の表に、人数や単価を変えた計算は5年総額の計算機にまとめています。

独自開発の「〜」は下限の金額なので、一式が増えるごとに、差は小さくなり、逆転する月は後ろにずれます。

人数が増えると逆転は早まります。20人・台帳3つを一式50万円〜で計算すると、A社のスタンダードとは保守なしで15か月目、保守契約ありで21か月目に並びます。ライトとは保守なしで28か月目に並び、保守契約ありでは5年のうちに並びません。判定表の「20人以上」は、A社のスタンダードと比べ、保守なしで数えた目安です。

ノーコードの限界はどこにある?

よく当たるのは、帳票を今の様式どおりに出すこと、ほかのシステムとの細かなつなぎ込み、組んだ人がいなくなったあとの直しの3つです。料金の面では、最小契約数とアプリ数の上限があります。

A社の公式の料金では、ライトとスタンダードの最小契約は10人で、アプリ数の上限はライト200、スタンダード1,000です。2026年11月分から、10人未満の月額契約も10人分です(経過措置は2026年10月末で終了。経過措置の間も、ユーザー数やコースを変えた時点で10人分)。料金と人数の条件の見直しの日は、経過措置が終わる2026年11月1日です。

帳票やつなぎ込みは、多くの場合プラグインや連携サービスで足せますが、その分の月額が加わります。組んだ社員の異動で項目を変えたら別のアプリの集計が壊れた、という困りごとも起きます。

ノーコードのほうが合うのはどんな会社?

社内にアプリを組める人がいて、部署ごとに小さなアプリを自分たちで増やしたい会社です。帳票を製品の形に合わせられるなら、すぐ始められる利点は大きいです。

あつらえアプリは、ノーコードで足りる場合はそちらをお勧めします。足りない所だけを作るのが基本です。すでにノーコードで作ったアプリがある場合は、その項目とデータをそのまま移して作り直すこともできます。

よくある質問

スクラッチ開発は高くて時間がかかるのでは?
大きな会社向けの開発ではそうなりがちです。あつらえアプリは台帳3つと見積書のPDFで一式50万円〜、試作は最短当日です。台帳と画面の数、帳票の種類、つなぎ込みの数で上がります。
ノーコードで作ったアプリを移せる?
移せます。今のアプリから書き出したデータと項目をもとに、同じ項目の自社専用のアプリを作ります。
生成AIで自分で作るのはだめ?
試作には便利です。ただし業務で使う前に、権限・データの控え・入力の誤りへの備えを確かめる必要があります。

架空の台帳で試した結果と、確かめる10項目は生成AIで自作した社内アプリ、業務で使う前に何を確かめる?にまとめています。

Excelや紙の台帳を、御社のやり方のまま業務アプリに。

中小企業のAI導入支援として、台帳1つからでもお受けします。何をどう頼むか決まっていなくても、お気軽にご相談ください。御社のやり方に合わせて、進め方を一緒に考えます。

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頼み先の比較/5年総額の計算機/あつらえアプリの導入例(イメージ)

出典

  1. A社(ノーコードの業務アプリ基盤)の公式の料金ページ(2026年10月16日確認)
  2. A社の公式の価格改定のお知らせ(最小契約ユーザー数の経過措置)(2026年10月16日確認)
  3. B社(Excel風のノーコード)の公式の製品ページと提供開始の発表(2026年5月)(2026年10月16日確認)
  4. C社(受託開発の会社を紹介するサイト)の受託開発の費用相場の記事(2026年6月2日)と、A社の基盤の開発費用の相場の記事(2026年9月10日)(2026年10月16日確認)
  5. サーバー(VPS)の公式の料金ページ(サーバー代の計算に使用)(2026年10月16日確認)

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