自社の条件で計算する
数値を書き換えると結果がその場で変わります。初期値は、6人が台帳3つを5年使う会社と、A社のスタンダードの公式料金です。結果の欄の下の表は、同じ人数と年数のまま、A社のライトと保守契約ありに替えた4つの組み合わせを常に出します。
どういう式で計算しているか?
月額型は「1人あたりの月額×払う人数+プラグイン・連携の月額」を月数分足し、独自開発は「一式+保守とサーバー代の月額×月数」で計算しています。
- 払う人数 = max(使う人の数, 最小契約数)
- 月額型の総額 = 初期費用 + (1人あたりの月額 × 払う人数 + プラグイン・連携の月額) × 12 × 年数
- 独自開発の総額 = 一式 + (保守の月額 + サーバー代の月額) × 12 × 年数
- 総額が逆転する月 = (一式 − 月額型の初期費用) ÷ (月額型の毎月 − 独自開発の毎月)。月額型の毎月のほうが安いときは逆転しません
年数ごとの総額は、どう並ぶ?
6人・台帳3つのモデルで、保守契約なしのあつらえアプリがA社のスタンダードを下回るのは、一式50万円〜なら32か月目からです。一式が増えるほど後ろにずれます。5年ではA社のライトのほうが2万円安いです。
| 頼み先 | 前提 | 1年 | 2年 | 3年 | 5年 |
|---|---|---|---|---|---|
| A社 ライト | 1人月1,000円×最小10人 | 12万円 | 24万円 | 36万円 | 60万円 |
| A社 スタンダード | 1人月1,800円×最小10人 | 21.6万円 | 43.2万円 | 64.8万円 | 108万円 |
| B社 | 9人まで月5,400円(公式の製品ページ) | 6.5万円 | 13万円 | 19.4万円 | 32.4万円 |
| あつらえアプリ(保守契約なし) | 台帳3つの一式50万円〜+サーバー代(実費) | 52.4万円〜 | 54.8万円〜 | 57.2万円〜 | 62万円〜 |
| あつらえアプリ(保守契約あり) | 上に保守契約 月1万円〜を足す | 64.4万円〜 | 78.8万円〜 | 93.2万円〜 | 122万円〜 |
9人まで月5,400円のB社は、月額で比べるとどの年数でもいちばん安くなります(初期費用は公式にも書かれていません)。
保守契約(月1万円〜)を付けた場合、A社のスタンダードを下回るのは、一式50万円〜で計算すると84か月目(7年目)で、5年の総額はあつらえアプリのほうが高くなります。
この表に含めていない費用は、次のとおりです。含めると、どちらの総額も上がります。
- A社の側で含めていない費用:A社でアプリを組む社内の人の時間、帳票を出すプラグインの月額、組み方がわからないときの外注の費用
- あつらえアプリの側で含めていない費用:項目を整理する打ち合わせに使う御社の時間、納品後に御社が行う更新作業(保守契約なしの場合)、画面や帳票を増やすときの追加の費用
入力例と結果は?
初期値の6人・5年では、月額型が108万円、独自開発が62万円〜で、総額は、一式を50万円〜で計算すると32か月目に逆転します。保守契約を付けた場合と、A社のライトと比べた場合は、5年では独自開発のほうが高くなります。
| 入力 | どちらの | 単位 | 初期値 |
|---|---|---|---|
| 使う人の数 | 共通 | 人 | 6 |
| 比べる年数 | 共通 | 年 | 5 |
| 1人あたりの月額 | 月額型 | 円 | 1,800 |
| 最小契約数 | 月額型 | 人 | 10 |
| 初期費用 | 月額型 | 円 | 0 |
| プラグイン・連携の月額 | 月額型 | 円 | 0 |
| 一式(台帳3つと見積書のPDFなら50万円〜) | 独自開発 | 円 | 500,000 |
| 保守の月額(都度なら0) | 独自開発 | 円 | 0 |
| サーバー代の月額 | 独自開発 | 円 | 2,000 |
| 例 | 請求される人数 | 月額型の総額 | 独自開発の総額 | 差(一式の下限で計算) | 逆転する月 |
|---|---|---|---|---|---|
| 初期値(6人・5年) | 10人分 | 108万円 | 62万円〜 | 46万円 | 約32か月目(一式50万円〜のとき) |
| 5人・5年 | 10人分 | 108万円 | 62万円〜 | 46万円 | 約32か月目(一式50万円〜のとき) |
| 20人・5年 | 20人分 | 216万円 | 62万円〜 | 154万円 | 約15か月目(一式50万円〜のとき) |
| 30人・5年 | 30人分 | 324万円 | 62万円〜 | 262万円 | 約10か月目(一式50万円〜のとき) |
| 6人・5年・保守契約あり | 10人分 | 108万円 | 122万円〜 | 独自開発が14万円高い | 約84か月目(比べる年数の外)(一式50万円〜のとき) |
| 6人・5年・A社ライト | 10人分 | 60万円 | 62万円〜 | 独自開発が2万円高い | 約63か月目(比べる年数の外)(一式50万円〜のとき) |
| 6人・5年・サーバー代 月1,000円 | 10人分 | 108万円 | 56万円〜 | 52万円 | 約30か月目(一式50万円〜のとき) |
| 6人・5年・サーバー代 月5,000円 | 10人分 | 108万円 | 80万円〜 | 28万円 | 約39か月目(一式50万円〜のとき) |
| 6人・5年・B社の公式の料金 | 9人分 | 32.4万円 | 62万円〜 | 独自開発が29.6万円高い | 約148か月目(比べる年数の外)(一式50万円〜のとき) |
独自開発の「〜」は下限の金額です。表の差と逆転する月は、一式を各行の金額で計算した場合です。一式が増えるごとに、差は小さくなり、逆転する月は後ろにずれます。
6人でも最小契約の10人分を払うので、月額型は1,800円×10人で月18,000円、5年で108万円です。サーバー代は月2,000円×60か月=12万円です。独自開発は一式50万円〜にこれを足して62万円〜です。毎月の差は16,000円なので、50万円を16,000円で割った31.25か月、つまり一式50万円〜のとき、32か月目に総額が逆転します。**独自開発の「〜」は下限の金額なので、一式が増えるごとに、差は小さくなり、逆転する月は後ろにずれます。**台帳が1つだけなら一式は50万円〜になり、その分だけ早く逆転します。
方式の比較の判定表では、独自開発が5年総額で有利になりやすい目安を「20人以上」としています。20人なら、A社のスタンダードとは保守なしで15か月目、保守契約ありで21か月目に並びます。ライトとは保守なしで28か月目に並び、保守契約ありでは5年のうちに並びません。
この計算の前提と限界は?
金額は税抜の試算で、見積もりではありません。独自開発の一式は台帳と画面の数、帳票の種類、つなぎ込みの数で上がるため、結果に「〜」を付けています。初期値の一式50万円〜は、導入例(イメージ)の北山精工(架空)と同じ、台帳3つと見積書のPDFの額です。
- 月額型の初期値は、A社(ノーコードの業務アプリ基盤)の公式料金です(2026年10月16日に確認)。2026年11月分から、10人未満の月額契約も10人分です(経過措置は2026年10月末で終了。経過措置の間も、ユーザー数やコースを変えた時点で10人分)。見直しの日は2026年11月1日
- 月額型でアプリを組む社内の人の時間や、外注の費用は含めていません。含めると月額型の総額は上がります
- サーバー代の月2,000円は、サーバー(VPS)2GB(東京、月額払い)の公開料金の月1,958円(税込、2026年10月16日に確認)を切り上げた値で、税込の額をそのまま使っています。税抜にすると月1,780円で、独自開発の側の総額が少し高めに出ます。同じページでは1GBが月990円、使う人やデータが多く上のプランにすると上がるため、月1,000円・5,000円の入力例も載せています
- 保守は任意で、初期値は都度の対応(月0円)です。保守契約にするなら月1万円〜を入れてください
Excelや紙の台帳を、御社のやり方のまま業務アプリに。
中小企業のAI導入支援として、台帳1つからでもお受けします。何をどう頼むか決まっていなくても、お気軽にご相談ください。御社のやり方に合わせて、進め方を一緒に考えます。
無料で相談する出典
- A社(ノーコードの業務アプリ基盤)の公式の料金ページ(2026年10月16日確認)
- A社の公式の価格改定のお知らせ(最小契約ユーザー数の経過措置)(2026年10月16日確認)
- B社(Excel風のノーコード)の公式の製品ページと提供開始の発表(2026年5月)(2026年10月16日確認)
- サーバー(VPS)の公式の料金ページ(サーバー代の計算に使用)(2026年10月16日確認)
変更履歴
| 公開:公開(計算式の検証日 2026-10-16) |