AI-OCRと従来のOCRは何が違う?
従来のOCRは決まった位置の文字を読む仕組みで、AI-OCRは書式の違いや手書きにもある程度対応し、項目を推定して取り出せる点が違います。
FAXの注文書は取引先ごとに書式が違うため、従来のOCRでは様式ごとに読み取り位置を細かく設定する必要がありました。AI-OCRは、項目名の近くにある値を推定して取り出せるため、様式の登録の手間が減ります。
読み取り精度はどう測る?
精度は「1文字あたり」ではなく「項目ごとに正しく取れた割合」と「1枚あたりの確認時間」で測ります。
| 項目 | 測り方 | 目安 |
|---|---|---|
| 品番・JAN | 正しく読めた項目数 ÷ 全項目数 | 活字なら高い |
| 数量 | 同上。手書きの「1」と「7」に注意 | 手書きで下がる |
| 納期・届け先 | 同上 | 書式の差が大きい |
| 確認時間 | 1枚を確認し終えるまでの秒数 | 1〜3分 |
上位の様式で4週間試し、この表を自社の数値で埋めてから、本番の方式を決めます。
手書きの注文書も読める?
読めますが活字より精度が下がるため、手書きの多い取引先には記入欄を区切った注文書を配るのが確実です。
人の確認作業はなくなる?
なくなりません。読み取りの自信度が低い項目だけを人が確認する画面を作ると、確認の時間を最小にできます。
確認画面がないと、担当者は安心できずに全項目を見直すため、手入力と変わらない時間がかかります。FAX受注の自動化のよくある失敗も参考にしてください。
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