見積帳場中小企業のAI導入支援|見積書作成と見積単価計算の自動化から見積書作成と見積単価計算の自動化 専門

方式比較

中小企業の見積システムの比べ方|5つの方式の違いと、4つの方式の3年間の総額

中小企業の見積システムは、Excelの自作・見積書作成ソフト・製造業向けの見積ソフト・AI見積システム・自社専用の画面の5方式に分かれます。違いは、社長の値決めの計算式をどこに置くかです。3年間の総額は、モデルの会社の場合、見積書作成ソフトが有料プランの最安の例で26,400円〜、Excelの自作が30万円〜、自社専用の画面が50万円〜+実費です(Excelは時間を仮置き)。製造業向けは板金の場合だけ180万円〜です(2026年10月時点)。

著者:
ai-dounyuu.com 主宰(見積帳場)(元AIエンジニア(中小企業のAI導入支援)) / 運営者について
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見積システムには、どんな方式があるか?

Excelの自作、見積書作成ソフト(A社)、製造業向けの見積ソフト(B社)、AI見積システム(S社)、自社専用の画面の5つです。費用の安さより先に、計算式を自社で持てるかで分かれます。

見積の計算を仕組みにする5つの方式(2026年10月時点)
方式変わること自社の計算式初期費用の例月額の例導入期間向く会社別の方法が合う場合
Excelで自作する単価表と計算式を自分で作る自分で組める。直すのも自分仮に11万円〜(作る人の時間40時間を置いた例)月5,426円〜(毎月2時間の見直しを置いた例。仮定)作れる人がいればすぐ見積を作る人が1人で、計算の決まりが数本の会社何人もが同じ表を使い、決まりが増えてきた
見積書作成ソフト(A社)見積書の作成・送付・保存が早くなる品目と単価の登録が中心。計算式を組めるかは製品ごと0円〜(無料プランは月約120件に不足)年8,800円〜(月約120件に足りる有料プランの最安の例。製品と人数で変わる。無料プランは件数・人数の制限があり、足りない製品が多い)製品ごとに確認品目と単価がほぼ決まっていて、書類を早く出したい会社単価そのものを毎回計算している
製造業向けの見積ソフト(B社)業種の計算の型で見積を出す板金など業種の型を持つ。型に合わない工程は設定で合わせる150万円〜/ライセンス(板金の見積に同じ範囲で当てはめた場合の仮の値。ほかの業種には当てていない)保守 年10万円〜/ライセンス(同じく板金の場合の仮の値)公開情報なし自社の見積が製品の業種の型に近い会社めっき・印刷・工事など、型の違う計算が中心
AI見積システム(S社)過去のデータからAIで金額を出す計算の中身は公開情報からは分からない非公開(要問い合わせ)非公開(月額の契約)公開情報なし図面や過去の見積が多く、AIでの見積を製品として使いたい会社金額の根拠を見積書に残したい
自社専用の見積画面(見積帳場)社長の値決めをそのまま計算ルールにする書き出した決まりをそのまま組む。内訳を見積書の控えに残す30万円〜(モデルの会社で50万円〜)総額には入れない(クラウドの実費は別に月750円〜の参考値。保守契約は任意で月1万円〜)試作は最短当日、使い始めは最短その週から値決めが社長の頭の中にあり、今のExcelの単価表を活かしたい会社品目と単価がほぼ決まっていて、書類だけを早くしたい

金額は公開されている例の下限で、製品名は伏せています。A社は、見積書作成ソフトの比較記事の記載です(2026年5月更新)。無料プランには、見積の作成が月15件か月50件、使う人は1人、といった上限が製品ごとにあります。モデルの月約120件には、足りない製品が多くなります。B社の金額は、板金の見積に同じ範囲で当てはめた場合の仮の値です。メーカー公式の価格表(2026年10月16日確認、税抜)に、標準ソフト150万円〜と年間保守10万円〜(クラウド版)とあります。板金用の製品は価格表で「都度お見積」とあります。めっき・精密切削・工務店の見積に合う型かは確かめられていないので、この3業種には当てていません。S社は、同じ記事で料金が「要問い合わせ」だった製品です。同じ見積1件を相手ごとに出したときの手順の違いは頼み先の比較にあります。

自社にはどの方式が向いているか?

見積を出す人の数、計算の決まりの数、決まりが業種の型に近いか、の3つを確かめれば、向く方式はほぼ決まります。

確かめること答えそのときは
見積を作る人の数1人で、決まりも数本Excelの自作で足りることが多い
困りごとの中心見積書の作成・送付・保存の手間見積書作成ソフト(A社)
計算の決まり製品が持つ業種の型(板金など)に近い製造業向けの見積ソフト(B社)
計算の決まり社長の頭の中にあり、業種の型と違う自社専用の見積画面
金額の根拠見積書の控えに内訳を残したい自社専用の見積画面か、Excelの自作

3年間の総額はいくらになるか?

モデルの会社の3年総額は、見積書作成ソフトの有料プランが26,400円〜、Excelの自作が30万円〜、見積帳場が50万円〜+クラウドの実費(保守契約ありは86万円〜+実費)です。製造業向けの見積ソフトは、板金の見積に当てはめた場合だけ180万円〜です。

3年間の総額の比較(モデルケース、いずれも下限)A社 26,400円〜、B社 180万円〜、見積帳場 50万円〜+実費、Excel自作 30万円〜A社見積書作成ソフト26,400円〜B社製造業向けの見積ソフト180万円〜見積帳場自社専用の見積画面50万円〜+実費Excel自作作る人の時間は仮定30万円〜
最初の費用3年間の毎月の費用モデルケース:従業員30人・見積が月約120件・計算ルール約15本・品目の単価表約300行の会社(導入例1と同じ条件)。A社・B社は公開されている料金の例をもとにしたモデルで、特定の会社の見積もりではありません。見積帳場の棒は保守契約なしの値で、クラウドの実費(別に月750円〜の参考値)は含みません。B社は板金の見積に同じ範囲で当てはめた場合の仮の値、Excel自作は作る人の時間を仮に置いた値です。
3年間の総額(モデルケース:従業員30人・見積が月約120件・計算ルール約15本・品目の単価表約300行の会社(導入例1と同じ条件)。いずれも下限。S社は料金が公開されていないため行に入れていません。B社は板金の見積に同じ範囲で当てはめた場合の仮の値で、めっき・切削・工務店には当てていません。Excel自作は作る人の時間を仮に置いた値)
頼み先最初の費用毎月の費用3年間の総額
A社(見積書作成ソフト・月約120件に足りる有料プランの最安の例)0円〜(無料プランは月約120件に不足)年8,800円〜(月733円〜)26,400円〜
B社(製造業向けの見積ソフト・板金の見積に同じ範囲で当てはめた場合)150万円〜年10万円〜/ライセンス(保守。板金の場合の仮の値)180万円〜
見積帳場(保守契約なし)50万円〜総額には入れない(実費は別。下の注)50万円〜+実費
見積帳場(保守契約あり)50万円〜月10,000円〜(保守。実費は別)86万円〜+実費
Excel自作(作る人の時間は仮定)11万円〜月5,426円〜(毎月2時間の見直しを仮に置いた例)30万円〜

A社:無料プラン(月0円〜)は製品ごとに、見積の作成は月15件か月50件、使う人は1人、などの制限があり、モデルの月約120件に足りない製品が多くなります(制限のない製品もあります)。表の行は、月約120件に足りる有料プランの最安の例にそろえています。B社:公式の価格表にある標準ソフト150万円〜・年間保守(クラウド版)10万円〜(税抜)を、板金の見積に同じ範囲で当てはめた場合の仮の値。板金用の製品そのものは個別見積です。めっき・精密切削・工務店の見積に合う型かは確かめられていないため、この3業種には当てていません。年間保守10万円〜も同じく板金の場合の仮の値で、使う人が増えるとライセンスの数だけ上がります。見積帳場:クラウドの実費は、導入例1の構成(Cloudflare Workers の有料プラン 月5米ドル〜)を仮に1ドル150円で換算した参考値で、為替と使う量で上がります。

Excel自作:作る人の時間を、最初に40時間、毎月2時間と仮に置き、計算機の入力例の人のアワーレート2,713円/時で換算した例です。時間は会社と作る人で大きく変わります。

御社の手間は、どの行の総額にも入っていません。A社は単価の登録と設定の見直し、Excel自作は上の仮の時間以外の確認、見積帳場(保守契約なし)は更新の確認・証明書の更新・バックアップの復元確認・年1回の見直しを、御社で持ちます。見積帳場の分を仮に年6時間とすると、3年で18時間分です。2,713円/時で計算すると、5万円〜に当たります。保守契約ありの行では、この作業を主宰が受け持ちます。

S社(AI見積システム)は料金が公開されていないため、図と表に入れていません。

モデルは、導入例(イメージ)1と同じ条件の会社です。見積帳場の最初の費用50万円〜は、その導入例の費用と同じ値にしています。クラウドの実費は総額に入れず、別に書きます。導入例1の構成(Cloudflare Workersの有料プランの最低料金は月5米ドル)を仮に1ドル150円で換算すると月750円〜で、為替と使う量で上がります。見積書作成ソフトの26,400円〜は、無料プラン(月0円〜)ではモデルの月約120件に足りない製品が多いため、有料プランの最安の例(年8,800円〜)で3年分を足した値です。計算の決まりを組み込む手間は入っていません。Excelの自作は、作る人の時間を最初に40時間、毎月2時間と仮に置いた例で、時間は会社で大きく変わります。製造業向けの見積ソフトは、板金の見積に同じ範囲で当てはめた1ライセンスの値で、使う人が増えるとライセンスの数だけ上がります。

見積の手間そのものが年間いくらに当たるかは、アワーレートと見積単価の計算機の下の「手間の年額」で、見積1件の時間と件数を入れて出せます。

Excelの自作で足りるのは、どんな場合か?

見積を作る人が1人で、計算の決まりが数本、単価表の列が少ないうちは、Excelで足ります。決まりと人が増えると、どのシートのどの式が正しいかが分からなくなりがちです。

Excelで崩れやすいのは、単価表の軸が増えたときです。材質×厚さ×数量の段のように軸を足すたびに、参照する式の数が掛け算で増えます。Excelでどこまでできるかを数えた結果はExcelの見積の限界の記事にあります。

この比較は、誰が何を基準に作ったか?

見積帳場が、公開されている料金の例と自社の導入例(イメージ)の金額で作りました。自社も比べる相手に入っているので、利害があります。

比べ方と利害関係

  • 金額は、公開されている料金の例の下限で比べた(製品名は伏せている)
  • 料金が公開されていない製品は、総額の図と表に入れていない
  • 見積帳場の金額は、同じ条件の導入例(イメージ)と同じ値にした
  • 見積帳場は保守契約あり・なしの2行を出し、どちらにもクラウドの実費の参考値を足した
  • A社は、モデルの月約120件に足りる有料プランの最安の例を主行にし、無料プランは件数が足りない製品が多いと注に書いた
  • B社の金額は、公式の価格表の標準ソフトの値を、板金の見積に同じ範囲で当てはめた場合の1行だけにし、めっき・精密切削・工務店には当てていない。年間保守10万円〜も同じ扱いにした
  • Excelの自作は、作る人の時間を仮に置いた行を足した(時間と時給の根拠を表の注に書いた)
  • 御社が持つ手間は、A社・Excel自作・見積帳場(保守契約なし)のどれにも総額へ入れていないと、表の注に並べて書いた
  • 評価の印(◎や×)は付けず、事実だけを並べた

この比較は見積帳場が作りました。見積帳場も比べる相手の1つなので、比べ方は上の基準で固定しています。製品で足りる場合は、そちらをお勧めします。

社長の値決めを、御社の計算の決まりのまま画面に。

今のExcelの単価表も活かして作ります。見積1種類からでもお受けします。何をどう頼むか決まっていなくても大丈夫です。御社のやり方に合わせて、進め方を一緒に考えます。

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頼み先の比較/アワーレートと見積単価の計算機

出典

  1. 見積書作成ソフトの比較記事(2026年5月27日更新。比べる相手を伏せるため媒体名とURLは載せていません)(2026年10月16日確認)
  2. 製造業向け自動見積ソフトの比較記事(2026年8月25日更新。同上)(2026年10月16日確認)
  3. B社の公式の価格表(標準ソフト150万円〜、年間保守 クラウド版10万円〜。いずれも税抜。板金用は「都度お見積」。価格表に更新日の記載はなく、確認日が掲載日の目安です。比べる相手を伏せるため社名とURLは載せていません)(2026年10月16日確認)
  4. Cloudflare Docs「Workers Pricing」(Workers Paid の最低料金 月5米ドル。2026年10月2日更新)(2026年10月16日確認)
  5. 見積帳場の導入例(イメージ)と3年間の総額の計算(2026年10月16日。src/lib/compare.ts)(2026年10月16日確認)

変更履歴

更新:Excel自作の行を足し、B社の根拠と仮定、御社の手間の注を追記
更新:総額の表にS社を入れない旨を表題と表の注に書き、B社の価格表の出典に更新日なしを追記
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