頼み先の比較(モデルケース)
見積ソフトの比較(製造業)。同じ見積1件を、4つの頼み先で出すと
同じ見積1件でも、見積書作成ソフト(A社)は単価を先に人が計算し、製造業向けの見積ソフト(B社)は製品の型で、AI見積システム(S社)は過去のデータから、見積帳場は御社の計算の決まりのまま金額を出します。最初の費用は、A社が0円〜(毎月は有料プランの最安の例で年8,800円〜)、B社は金額を方式比較の総額の表に載せ、S社は非公開、見積帳場は50万円〜です(従業員30人・見積が月約120件・計算ルール約15本・品目の単価表約300行の会社(導入例1と同じ条件)。いずれも下限)。Excelでの自作を含めた方式の表は見積システムの比べ方、3年間の総額は3年間の総額の比較にあります。
この比較は見積帳場が作りました。見積帳場も比べる相手の1つなので、利害があります。事実だけを並べ、優劣の印は付けていません。製品で足りる会社には、製品をお勧めします。
比べる見積は、ステンレス板の曲げ部品10個。
表面処理は外注、という架空の見積1件です。相手ごとの手順は、公開されている情報から読める範囲の一般的な流れで、製品や設定によって変わります。
A社見積書作成ソフト
月約120件に足りる有料プランの最安の例で年8,800円〜。最初の費用は0円〜(0円で始められる無料プランは、月約120件には足りない製品が多い)
- 単価を先に、Excelか頭で計算する(材料・加工・段取り・外注)
- 品目と単価を登録し、見積書に品目・数量・単価を入れる
- PDFにして送る
- 画面と控えに残るもの
- 見積書には品目・数量・単価の行が残ります。単価をどう出したかは、ソフトの外のExcelや人の頭に残ります。計算式を組めるかは製品ごとに確かめが要ります。
- こんな会社に
- 品目と単価がほぼ決まっていて、書類を早く出したい会社
B社製造業向けの見積ソフト
金額は、方式比較の総額の表に、板金の見積に当てはめた場合の例を載せている
- 製品の計算画面で、材質・板厚・加工を選ぶ
- 製品の型にない工程や社内の決まり(最低料金など)は、設定か手入力で合わせる
- 製品の書式で見積書を出す
- 画面と控えに残るもの
- 業種の型に沿った計算の画面が残ります。型に合う板金などの見積ほど、そのまま使える部分が多くなります。
- こんな会社に
- 自社の見積が、製品の持つ業種の型に近い会社
S社AI見積システム
料金は公開されていない
- 図面や条件を入れる
- AIが過去のデータから金額を出す
- 人が金額を確かめて、見積書にする
- 画面と控えに残るもの
- AIの金額が残ります。計算の中身がどう見えるかは、公開情報からは分かりません。
- こんな会社に
- 図面や過去の見積が多く、AIでの見積を製品として使いたい会社
見積帳場自社専用の見積画面
最初の費用50万円〜(モデルの会社の場合)。クラウドの実費は月750円〜(Cloudflare Workers の最低料金 月5米ドルを1ドル150円とした参考値)
- 材質・寸法・数量・表面処理を選ぶ
- 御社の単価表と計算ルールから、材料・加工・段取り・外注の内訳が出る
- 値引きや特急は人が決め、理由を残す
- PDFの見積書と、内訳の控えが残る
- 画面と控えに残るもの
- 社長の決まりどおりの内訳と、人が決めた理由が控えに残ります。試作は、見積の例が無くても、こちらで架空の見積を用意して最短当日にお見せします。
- こんな会社に
- 値決めが社長の頭の中にあり、今のExcelの単価表を活かしたい会社
選ぶときの軸は、業種・図面・置き場所・サポート。
見積ソフトを選ぶときに確かめたい軸を、4つの頼み先で並べます。事実だけを並べ、優劣の印は付けていません。「公開情報からは分からない」は、確かめられていないという意味です。
| 軸 | A社(見積書作成ソフト) | B社(製造業向けの見積ソフト) | S社(AI見積システム) | 見積帳場 |
|---|---|---|---|---|
| 対応する業種確かめる質問:自社の工程(めっき・切削・工事など)が、製品の型の例に入っていますか? | 業種を問わない書類向け | 板金など、業種ごとの型を持つ(板金向けの例) | 製造業向け | 御社の業種に合わせて作る(導入例はめっき・工務店・精密切削) |
| 図面との連携確かめる質問:図面や過去の見積を取り込めますか。取り込めるのは、どの形式ですか? | 製品ごとに確認 | 図面からの見積や類似図面の検索を持つ製品もある | 図面や過去のデータを入れて金額を出す | 図面の読み取りは入れていない(別の範囲) |
| 置き場所確かめる質問:見積のデータは、どこに保存され、やめるときに取り出せますか? | クラウド | クラウド版とローカル版がある製品がある | 公開情報からは分からない | 御社のクラウドに、画面とデータを置く |
| 計算式の持たせ方確かめる質問:自社の最低料金や掛け数を、画面の設定だけで入れられますか? | 製品ごとに確認(組めない製品もある) | 製品の型に沿って設定する | 公開情報からは分からない | 御社の計算の決まりをそのまま組む |
| 料金の公開確かめる質問:人数やライセンスが増えると、料金はどう変わりますか? | 公開(無料プランは件数・人数に制限があり、モデルの月約120件に足りない製品が多い) | 標準ソフトは公開。板金用は個別見積 | 要問い合わせ | 一式30万円〜を公開 |
| サポート確かめる質問:電話やメールの対応時間は、いつからいつまでですか? | 製品ごとに確認 | 年間保守あり(金額は方式比較の総額の表) | 公開情報なし | 作った本人が直接受ける。保守契約は任意で月1万円〜 |
| 試す方法確かめる質問:契約の前に、自社の見積1件で試せますか?無料体験はありますか? | 無料プランで試せる製品がある | 公開情報なし | 公開情報なし | 契約の前に、見積1件で試作を見られる(最短当日) |
A社・B社・S社は特定の会社ではなく、公開されている料金の例をもとにしたモデルです。A社は見積書作成ソフトの比較記事の記載(月額無料〜、2026年5月更新)です。B社の金額は、方式比較の総額の表にだけ、板金の見積に同じ範囲で当てはめた場合の仮の値として載せています(2026年10月16日確認。めっき・精密切削・工務店には当てていません)。A社の無料プランについて、無料プラン(月0円〜)は製品ごとに、見積の作成は月15件か月50件、使う人は1人、などの制限があり、モデルの月約120件に足りない製品が多くなります(制限のない製品もあります)。表の行は、月約120件に足りる有料プランの最安の例にそろえています。S社は同じ記事で料金が「要問い合わせ」だった製品です。比べる相手を伏せるため、出典の媒体名は載せていません。実際の金額は製品・人数・条件で変わります。
見積帳場の費用が会社の条件でどう変わるかは、導入例と費用に3件でまとめています。
社長の値決めを、御社の計算の決まりのまま画面に。
今のExcelの単価表も活かして作ります。見積1種類からでもお受けします。何をどう頼むか決まっていなくても大丈夫です。御社のやり方に合わせて、進め方を一緒に考えます。
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