頼み先の比較(モデルケース)
中小企業の在庫管理システムは、どこに頼むか。クラウド2社・倉庫管理システム・自社専用アプリの違い
相手ごとの違いは、月額の決まり方と、使い始めるまでの進め方です。A社は入力する人数、B社は拠点と出荷の件数で月額が決まり、S社は見積りです。在庫てちょうは初期の一式が50万円〜で、毎月はサーバーの実費が中心です(2026年10月時点)。5年間の総額は、条件をそろえて計算機で出せます。導入例と同じ条件の5年総額に、人数とプランを選んで比べる表があります。
料金だけでなく、進め方と合わせ方が違います。
クラウドのサービスはすぐに試せて、機能の更新とサポートが月額に含まれます。自社専用アプリは、画面と項目を御社の棚と呼び方に合わせ、人数で月額が増えません。どちらが合うかは、製品の画面に業務を合わせられるかで決まります。
| 項目 | A社クラウドの在庫管理サービス(入力する人数で月額) | B社クラウドの在庫・出荷管理サービス(拠点と出荷件数で月額) | S社クラウドの倉庫管理システム(WMS) | 在庫てちょう作る本人(元AIエンジニア)に、自社専用の在庫管理アプリを直接頼む |
|---|---|---|---|---|
| 最初の費用 | 0円(初期データの取り込み代行は有料オプション、金額の記載なし) | 導入支援(オンライン3回)が有料。金額の記載なし | 見積り(ソフトウェア利用許諾・導入支援など。金額の公開なし) | 50万円〜(一式。ロット・期限と庫3か所を含む導入例と同じ額。ロット・期限なしなら30万円〜。ラベル用紙・プリンター・追加の改修は別) |
| 毎月の費用 | ベーシック 月49,800円(10人まで。ロット・期限の記載があるプラン)。いちばん安いスターターは月8,980円(3人まで、1人追加ごとに月1,500円) | Lite 月16,000円(年契約、拠点1、有効期限管理あり、ロット管理・ロケーション管理なし。出荷は月300件まで、超えると1件25円)。ロット管理は Premium 月40,000円(年契約)から。Premium は2年目から毎年30,000円の年間保守料がかかる | 見積り(ソフトウェア利用・サポートなど。金額の公開なし) | サーバーの実費 月750円〜。保守契約は任意で月1万円〜(都度の対応なら月0円) |
| 使い始めるまで | 30日の無料お試しのあと、品目を登録しだい | 14日の無料お試しのあと、導入支援しだい | 見積りと導入支援しだい | 試作は最短当日、使い始めは最短その週から |
| 最初の打ち合わせ | 無料のお試し(30日)で自社で触る | 無料のお試しのあと、導入支援(オンライン3回、有料) | 問い合わせのあと、見積りと導入支援 | 作る本人が1回目から。できること・難しいことをその場で答える |
| 動くものを見られる時期 | 申し込めばすぐ(30日の無料お試し) | 申し込めばすぐ(14日は最上位プランを無料で) | 見積りと契約のあと | 最短当日。御社の今の在庫表で、契約の前に |
| 賞味期限(有効期限) | ベーシックの特長に記載。スターターは記載なしで、機能一覧のPDFでも期限アラートは対象外 | Lite から | 製品と契約しだい(各社に確認) | 要るなら作る(一式50万円〜の導入例) |
| ロット番号 | ベーシックの特長に記載。スターターは記載なし | Premium から(2拠点・拠点間入出荷も Premium) | 製品と契約しだい(各社に確認) | 要るなら作る(一式50万円〜の導入例) |
| 入力する人が増えたとき | 1人ごとに月額が増える(スターター 月1,500円、ベーシック 月4,500円) | 人数の上限の記載なし。出荷件数が増えると従量の料金 | 見積りしだい | 1人ごとの月額はない |
| 今のExcelの在庫表 | 自社で取り込むか、有料の取り込み代行 | 自社で取り込むか、導入支援で | 導入支援しだい | 列の名前と並びのまま読み込み、崩れた書き方は移すときに直す |
| 機能の更新とサポート | 月額に含まれる | 料金に含まれる(Premium は2年目から年間保守) | 月額の「サポート利用」に含まれる | 頼んだ所だけ。保守契約なしのときは更新とバックアップの確認を御社で持つ |
A社・B社・S社は実在の会社で、比べる相手を伏せるため社名と出典のURLを載せていません。金額は各社の公式の料金ページの表示(税抜)で、A社の初期データの取り込み代行とB社の初期費用は金額の記載がありません。S社は料金を公開していません。各社とも料金は変わることがあります。
在庫てちょうの費用が、品目・保管場所・ロットの有無でどう変わるかは、導入例と費用に3件でまとめています。Excelを続ける・業務アプリ作成のクラウド(C社・D社)で自分で組む、を含めた方式ごとの違いは在庫管理の方式の比較にあります。
それぞれ、こんな会社に向いています。
A社(人数で月額のクラウド在庫管理)
入力する人が少なく、製品の画面と項目に業務を合わせられる会社。すぐに試して、機能の更新を任せたい会社。人数が増えると月額が増え、車ごとの在庫や独自の棚の決まりに画面を合わせたい会社には窮屈なことがあります。
B社(拠点と出荷件数で月額のクラウド)
ネット販売や店舗の出荷と在庫をまとめて扱いたい会社。出荷の作業が多い会社。出荷が少なく、画面や項目を自社の呼び方に合わせたい会社には、機能が多すぎることがあります。
S社(クラウドの倉庫管理システム)
倉庫の作業そのもの(入荷・保管・出荷の流れ)を整えたい、出荷件数の多い倉庫や物流の会社。
在庫てちょう
車ごと・現場ごとの在庫や独自の棚の決まりなど、製品に収まらない所がある会社。入力する人が増えても月額を増やしたくない会社。出荷の作業が主なら B社・S社のほうが合い、保守まで任せたい場合はクラウドのサービスが合います。