頼み先の比較(モデルケース)
現場管理アプリは、どこに頼むか。既製アプリ・システム会社・作る本人の違い
社員18人・常連の協力会社12社の内装工事会社で、手配・出面・日報を1つにする場合、毎月の費用は、料金を公開している業務アプリ作成サービスのB社なら社員18人でライト月18,000円・スタンダード月32,400円(税抜)、無料のフォーム+Excelなら0円〜(組み立てと集計は自社で)、現場のまどはIDの月額なしで実費が別です。最初の費用は、現場のまどが一式40万円〜(一式。社員18人の導入例の場合。最小構成は30万円〜)、A社(既製の施工管理アプリ)は金額非公開の見積もり、システム会社への開発の依頼(受託開発・モデル)は仕様と見積もりしだいです。違いが大きいのは金額より、協力会社の職人に何をお願いするかと、動くものを見られる時期です。5年間の総額は5年間の総額の試算で、ID課金のサービスと並べています。
お金だけでなく、職人へのお願いと進め方が違います。
既製アプリは製品の画面に段取りを寄せ、システム会社は仕様書を固めてから作ります。現場のまどは、所長の話を聞いた本人が今の段取りの順に画面を組みます。
| 項目 | A社既製の施工管理アプリ | B社業務アプリ作成サービス(料金公開) | 無料のフォーム+Excel無料のフォームサービス(C社)など | 受託開発(モデル)システム会社に開発を依頼 | 現場のまど作る本人に直接 |
|---|---|---|---|---|---|
| 最初の費用 | 金額非公開(見積もり) | 0円〜(組み立ては自社で) | 0円〜(組み立ては自社で) | 公開例:D社30万円〜(1業務・2〜4週間)、E社月10万円〜(月額型)。範囲が広いと見積もりしだい | 40万円〜(一式。社員18人の導入例の場合。最小構成は30万円〜) |
| 毎月の費用 | 金額非公開(見積もり) | 社員18人で、ライト月18,000円・スタンダード月32,400円。協力会社の職長12人をゲストで招くと、ライト月26,400円・スタンダード月49,680円(税抜) | 0円〜(無料の範囲。組み立てと集計は自社で) | 保守は契約しだい | IDの月額なし。サーバー・ドメイン・SMSなどの実費(構成による。計算機では仮に月3,000円) |
| 保守 | 製品と契約しだい | 料金に機能の更新を含む。組んだ画面の手入れは社内で | フォームの機能はサービス側が更新。集計の式の手入れは社内で | 保守契約しだい | 月1万円〜(任意)。結ばない場合は都度の対応(月0円)で、OS・証明書・バックアップの確認は御社が持ちます |
| 使い始めるまで | 契約後すぐ(設定は自社で) | 社内で組む時間しだい | 自社で組む時間しだい | D社の公開例は2〜4週間。範囲が広いと見積もりしだい | 最短その週〜 |
| 費用に含まれる項目 | 見積もりの項目は各社に確認 | 利用料のみ。画面の組み立ては自社の時間 | 無料の範囲。設計と集計は自社の時間 | D社の公開記事:見積書は要件定義・設計・実装・テスト・導入支援に分かれる。E社の公開記事:運用・保守費は開発費と別に見込む | 試作・現場の一覧・手配か出面か日報のうち1つ・職人のリンク入力・手順書まで。保守(月1万円〜)は任意、サーバーなどの実費は別 |
| 動くものを見られる時期 | 無料期間か契約のあと、自社で項目を設定してから | 社内で画面を組み立てたあと | 自社でフォームを作った日から | 仕様と見積もりが決まってから(時期は見積もりしだい) | 最短当日。見本の名簿で、段取りを聞きながら契約前に |
| 協力会社・職人の入力 | 製品と契約しだい(協力会社の扱いは各社に確認) | ゲストとして招く(1人月700円か1,440円、税抜) | アカウントなし。フォームのリンクから入力する(ログイン不要の設定にした場合) | 仕様しだい | アカウントなし。現場ごとのリンクから入力する |
| 自社の段取り(手配・出面・日報) | 製品の画面と項目の範囲で | 自社で組める範囲で | 入力は受け取れる。手配ボードの割り当て・二重手配の警告・出面の集計は自分で組む | 要件定義で決める。あとからの追加は見積もり | 今の段取りを一緒に洗い出し、その順番の画面にする |
| 今のExcel・会計との連携 | 製品が対応していればCSV・連携 | 外部サービス連携・拡張機能はスタンダードで使える(ライトは使えない) | 回答をスプレッドシートやExcelに出せる。集計の式は自社で | 個別に開発 | 今のExcelや会計のCSVの形に合わせて書き出す |
比較に出すA〜E社は名前を伏せています。A社は大手の施工管理アプリ、B社は料金を公開している業務アプリ作成サービス、C社は無料のフォームサービス、D社・E社は料金を公開しているシステム開発会社です。受託開発(モデル)はよくある依頼の形を置いたもので、実在の会社ではありません。施工管理アプリの大手各社は公式サイトに金額を出しておらず(2026年10月16日確認)、システム会社への開発の依頼は、料金を公開している例として、D社の業務自動化ミニ開発が30万円〜(税抜、1業務・期間2〜4週間・納品後1か月のフォロー付き)、E社の月額型の開発支援が月10万円〜(最低契約1か月)です(2026年10月17日確認)。範囲の広い開発は仕様と見積もりしだいで、金額と期間を書いていません。B社の金額は、B社の公式の料金ページ(ライト1ユーザー月1,000円・スタンダード月1,800円、どちらも最低10ユーザー。ゲストはライト月700円・スタンダード月1,440円。税抜、2026年10月16日確認)からの計算値です。社員18人だけで5年使うと、ライトで108万円、スタンダードで194.4万円です。ライトは外部サービスとの連携や拡張機能が使えません。現場のまどの金額は、同じ人数の内装工事会社の導入例(イメージ)と同じです。連絡と日報だけに絞る工務店なら一式30万円〜です。
いちばん安い代わりの手は、無料のフォームサービス(C社)です。ログイン不要の設定にすれば、協力会社の職人もアカウントなしでリンクから入力できます。ただし写真を受け取る設問を付けると、C社のフォームでは回答する人にC社のアカウントへのログインが要ります(提供元の公式ヘルプ、2026年10月16日確認)。受け取ったあとの手配ボードの割り当て、二重手配の警告、出面の集計は自分で組みます。
LINEとExcelのまま回す方法を含めた、方式ごとの違いは作り方(方式)の比較にあります。
それぞれ、こんな会社に合います。
A社(既製の施工管理アプリ)
写真・図面・工程・日報を1つの製品にそろえたい会社。協力会社にもアプリを入れてもらえる関係がすでにある会社。
B社(業務アプリ作成サービス)
社員だけで使う台帳や申請を、社内で組み立てられる人がいる会社。協力会社はゲストとして招ける会社。
無料のフォーム+Excel
協力会社から人数や作業内容を受け取れれば足り、手配の割り当てや出面の集計は所長や事務がExcelで組める会社。まず費用をかけずに試したい会社。
受託開発(モデル)
原価管理や基幹まで含めて作り替えたい会社。要件をまとめる担当を社内に置ける会社。
現場のまど
協力会社の職人にIDを配れず、手配・出面・日報の一部だけを今の段取りどおりにしたい会社。現場1つから試したい会社。